猿まわし芸能継承と深い関係のある室積地区を散歩しました。 オマケのお得観光情報も紹介します。

 3月初旬、周防猿まわしの会のふるさと光市にある室積地区を訪ねましたので紹介します。

 凛とひきしまる瀬戸内の春まだ浅いこの頃は、波静かで海も澄んでいます。室積地区は江戸時代に北前船などの寄港地として栄えました。全国の海産物資と共に文化や人が行き来した港でした。室積地区も含む山口県東部地方、旧藩名で周防、すおうと読みますが、この地に明治以降、猿まわしが継承されたのはどうしてか、室積港の存在が大きいと思っています。古い街中に昔の風情が残っています。5月半ばには「普賢市」という大きな市(お祭り)が開かれます。海の神の祭りであり近郊の港や島々から祝いの船がノボリ旗をつけて参集し盛大な祭りにはなを添えます。普賢市(お祭り)を境に周防の猿まわしは“上下ゆき”という全国各地への旅に出かけました。室積港と周防の猿まわしとの深い因縁を感じます。

室積港のある御手洗湾を散歩しました。

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 室積港のある御手洗湾を散歩しました。遊歩道の側に、磯永秀雄さんと丸岡忠雄さんの詩碑が建立された公園がありました。お二人ともふるさとの皆様に愛され尊敬を集め、後輩に多大な影響を与えた方です。取材した私も幼い頃から丸岡忠雄先生の教えや寛大なお人柄に触れ、包み込まれるようなやさしさを下さいました。ただただやさしいだけでなく、私などに加わる圧力を先生の体全体でおおい守ってくださる鋼鉄のような頼もしさをいつも抱いたものです。詩集に私の幼い頃の様子も表現してくださっています。

 すぐ側には燈籠堂があり由来看板もありました。静かな入り江とそれを見下ろす燈籠です。さらに進むと普賢寺の大門とその先に船着場があります。祭りに来た漁船が逗留する場所です。そこから海をのぞくと春のすんだ海面が柔らかく迎えてくれます。旧友の富永先生のご自宅が近くにあり、時折、小型ボートでアジやキスゴ釣りに誘われますが先生は穴場をご存知で釣果も期待できます。

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 ここに来たなら是非立ち寄りたいのが、網重水産と二本松食堂です。網重水産には瀬戸内の海産物が揃っています。店でお土産を買いましたので陳列などご覧下さい。私の目当ては地物のでびら(小型カレイ)や一本わかめ、いりこ、さよりなどです。一般の店頭に並んでいるより五割くらいお得な上、味は抜群です。一本わかめは乾いたままちぎって暖かいご飯にまぶして食べれば口の中に磯の香りが行き渡ります。ひじきなど買って3000円ちょっとお得な買い物になりました。

二本松食堂

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 そこから御手洗湾沿いに車で10分ほど東へ走ると伊保木海岸という場所に食事処の日本松食堂があります。地物の貝や魚を安く食べる事ができます。観光客相手でなく地元の皆様の店で、地元のおばちゃん達が忙しく注文に答えて食事を提供していました。地元の方だけに勝って知ったる我が屋のような感覚で皆様、冷蔵庫から好きなおかずを取り出し、汁ものとご飯を注文します。私は貝汁ねらいでここに来ることが多く、外れなく美味しい思いをします。貝汁、アジ、ご飯で500円ちょっとでした。安いでしょ。他からの観光客は選ぶことの少ない庶民的な瀬戸内大衆食堂です。満腹になり外にでると伊保木海岸に打ちつける春の荒々しい波が目の前に迫ってきます。

 猿まわしのふるさと“光市”を訪れる機会がありましたら紹介の場所を訪ねてみてください。お待ちしております。