光市無形民俗文化財指定を受けて 代表挨拶

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猿まわし
猿まわし
 無形民俗文化財の指定を受けることができ大変うれしく思います。しかも、大道芸で育った猿まわしの文化財指定はこれまで例がありません。また、動物を使った芸能としては初めての文化財指定にもなりました。大陸から伝わり、 日本列島に根付いて千年もの伝統を有する猿まわしが史上はじめて公的認定である文化財となりました。

 猿まわしを残せて(復活し)本当に良かった。この芸能が伝わってきたふるさとに深く感謝します。これからもお猿さんの芸を通じて自然の素晴らしさや芸能の楽しさを子供達に伝えていきます。

 猿まわしは長く続いた芸能でいつの時代も人気がありましたが、大道芸や放浪芸と称され社会的には恵まれた芸能ではありませんでした。光市に史上初の猿まわし小劇場を建てたのも、ふるさとにしっかりと根を張った常設劇場で猿まわしをみていただきたかったからです。今、猿まわし芸に携わった諸先輩の労苦と功績が 報われ、悲願が達成されたこと、深い感動を覚えずにはおられません。

 この芸能を継承していくにはこれからも幾多の困難、壁を乗り越えなくてはならなしでしょう。微力な私達ですがふるさとの皆様からいただいた無形民俗文化財という励ましを支えに周防猿まわしの会の総力をあげて貴重な芸能を伝えてまいります。

 最後になりましたが、末岡泰義元光市長をはじめ市民の皆様、山口県の皆様、周防猿まわしの会を支援してくださる各界関係各位様、熱烈なファンの皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

                        平成16年9月9日
                        周防猿まわしの会
                        株式会社むらさき
                        代表取締役 村崎 與一